■はじめに
私は子供の頃から、MINIのかわいい外観に魅了されていました。
大人になったら絶対にMINIに乗るんだと、当時はプラモデルやラジコンなどを購入していました。
BMW MINIになり、モデルチェンジした時は少しがっかりでしたが、すぐに新しくなったBMW MINIの外観に魅了されていきました。
そして30台半ばになり、少し余裕のできた私はようやく中古のBMW MINIを手に入れることができました。
ナンバーは当然３２９８（ミニクパ）。
友人たちにはバカにされましたが、私はまったく気にしませんでした。子供の頃からの憧れでしたから。。
手に入れたときは、うれしさのあまりBMW MINIの欠点には気づきませんでした。
しかし、運転を始めてすぐに違和感に気づくことになりました。
シートは座りにくいし、エンジンブレーキが利き過ぎるのでアクセルを離すとガックンガックンするのです。
購入前に試乗したときは、うれしさのあまりまったく気がつかなかったのです。
内装も凝っているため、市販のドリンクホルダーを付けることができません。
また、BMW MINIに付属のドリンクホルダーにも入るものが制限されるのです。500ccのペットボトルは入りません。
等々の使いにくさが露呈されたのです。


■見る見る無くなる・・・
私はさいたま市に居住している。さいたま市といっても見沼区という緑豊かな地域だ。それほど交通も渋滞はひどくはない。
しかし、燃費は1600ccのくせに平均リッター８程度だ。
高速に乗ればリッターは12程度になることもあるが、普通に走っている限り8程度だ。
しかもハイオクのグルメときてる。


■窓が・・・
BMW MINIを購入して7ヶ月が経った頃、MINIに最初の異変が起きた。
運転席側の窓が開かないのだ。
この状況は1週間程度続いたが、ある日突然閉まるようになったので、たまたまだと思っていた。
しかし、しばらくすると、また突然今度は運転席側だけでなく助手席の窓も開かなくなったのだ・・・
この状況は、1ヶ月程度続いたと思う。
もう修理に出すかと思っていた時、突然窓の開閉ができるようになった。
これをMINIマニアはこう言うらしい
MINIは気まぐれだから、と。


■ドアミラーが・・・
気まぐれなBMW MINIはたまにドアミラーが動かなくなることがある。
MINIマニアによると、よくある話だそうだ。
ヨーロッパの人々は、あまりドアミラーを開閉する習慣がないのであまり重要視しないそうだ。
そのため、MINIユーザーは、ドアミラーを閉じないことが鉄則となっているそうだ・・・
何十年も前の日本車でもあまり記憶にない・・・


■この音は・・・
ある日、私のBMW MINIからキュイーンという金属音が聞こえてきた。
何かのオイルが不足しているのかと思い、ガソリンスタンドで点検してもらったが、特に問題はないとのこと。
私は気になって仕方がない。
MINIマニアはそれをこう言う。
MINIが怒っているのだ、と。
車に感情はいらない。


■エンジンを切ったのに・・・
ある日、いつものようにBMW MINIのエンジンを切って外に出たとき、『フォーン』という音が聞こえていた。周りには他の車がなかったので、私はBMW MINIに耳を近づけた。
間違いなく私のBMW MINIが音の犯人だった。
あやうく、ターボ車だったかと勘違いするところであったが、今までそんな経験はない。
何をすればよいか分からず混乱してしまったが、とりあえずもう一度エンジンをかけ、すぐにエンジンを停止してみた。
音は止まった。
車に詳しい知人に話を聞いてみると、数十年前の日本車でよくあった話らしい・・・


■カチカチカチッって・・・
ある日突然、BMW MINIが動かなくなった・・・
エンジンをかけようとすると、”カチカチカチッ”って・・・
バッテリーかセルが問題であろう・・・
1週間後、カチカチカチすら言わなくなった・・・

ご臨終だ・・・

ついにMINIのディーラーに連絡した。

無料で積載車を手配してくれた。

MINIを載せた積載車を見て思った。

ドナ・ドナ・ド〜ナ〜・ド〜ナ〜

ただ今MINIは入院中だ・・・


■まとめ
以上、私はBMW MINIの外観は今でも大好きです。
しかし、日本車に慣れ親しんだ私には、外車の性能や内装は・・・・なのです。
皆さんもBMW MINIの外観だけにとらわれず、いろいろな角度からの研究をするようご留意ください。